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  • 執筆者の写真acco

Across the World Podcast新エピソード「 Meaning of Life ~ 本来の自分を生きる」で紹介した名言

更新日:2022年3月9日



3月8日国際女性デーのこの日、Across the World Podcastの新しいシーズンがスタートしました!


Season3の最初のエピソード 「 Meaning of Life ~ 本来の自分を生きる」では、

ナビゲーターのAccoが自宅療養期間中に考えたことや気づいたことを

大好きな名言や歌の歌詞と共にご紹介しました。




私が療養期間中に、感じていることや気づきかけていることをメモしているとき、

そのノートの最初のページに書いた文章が目に入りました。


それは、ドイツの社会心理学者エーリッヒ・フロム(1900 - 1980)の『自由からの逃走*』という本の冒頭に書かれていた引用文でした:


もし私が、私のために存在しているのでないとすれば、だれが私のために存在するのであろうか。 もし私が、ただ私のためだけに存在するのであれば、私とはなにものであろうか。 もしいまを尊ばないならば ― いつというときがあろうか。

「タルムード」第一編「ミシュナ」より



これを読んで、フロムの残した言葉の中に、私が感じていた「問い」のヒントが書かれているかもしれないと思い、彼の名言を読んでいると、たくさん心に響く言葉が出てきました。


ちょうど「生きる意味」について考えていたときにみつけたのがこちらの名言:


There is only one meaning of life: the act of living itself. (人生にはただ一つの意味しかない。それは生きるという行為そのものである。)

なんとシンプルで、明快で、真理をを突いた言葉でしょう!

この言葉をすんなり受け入れつつ、

「じゃあ、どう生きればいいのだろう?」

「なぜ生きるという行為をつづけるのだろう?」という

新たな問いが出てきたときにみつけた名言がこちら:


Man's main task in life is to give birth to himself, to become what he potentially is. The most important product of his effort is his own personality. (人生において人がなすべき主な仕事とは、自分自身を誕生させることである。本来の、可能性としての自分を実現し、自分自身になることである。 その努力のもっとも重要な成果とは、その人自身のパーソナリティ、つまり「自分らしさ」である。)

— Erich Fromm



自分らしく生きること、それが人生において最も重要なことである、というこの名言を読み、私は激しく共感し、それまで悩んでいたことがクリアになったような気がしました。



そして、私はどう生きたいのか、を考えたときにピンときた言葉がこちらでした:


Not he who has much is rich, but he who gives much. (たくさん持っている人が豊かなのではなく、たくさん与える人が豊かなのだ)

- Erich Fromm



私は経済的な豊かさを求め、一般的な「いい暮らし」をするために生きるのではなく、

優しさや喜びを与えられる人になりたい。 私が平和な存在(Well-being)になり、周りに平和を生み出していきたい。


当たり前にあると思っていた健康や、

当たり前にあると思っていた平和が、

一夜にして崩れていく現実を目の当たりにして、

これまで当たり前だと思っていたものは、何ひとつ当たり前でなく、

ただそこにあることに感謝する、すごいことなんだと気づきました。



今回のエピソードの最後に引用した、私が大好きな藤井風の曲の歌詞はこちらです


目にしてきた 手に触れてきた 全てに意味はあるから 僕らはまだ先の長い旅の中で 何かを愛したり 忘れたり 色々あるけど これからまた色んな愛を受けとって あなたに返すだろう 永遠なる光のなか 全てを愛すだろう

旅路/作詞作曲:藤井風


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次回の放送もお楽しみに♪



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*参考文献:エーリッヒ・フロム著『自由からの逃走』(日高六郎訳) 東京創元社


**エピソード内でご紹介したkokoさんのPodcast番組はこちら: <with love, koko>

GROUNDING & INSPIRING podcast program for CONSCIOUS PEOPLE


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